モスクワ音楽劇場 「ナポリ」 (2月28日)
2011年 03月 02日
手前の2人が主役のクラピービナとハムジンです。
ハッピーエンドだし、軽く・明るい楽しい演目なのですが、主役があまり踊らず(特にハムジン)
演劇性が強いバレエだなと。
実は、この日は去年の11月からダンチェンコで踊っている日本人ダンサー宮川新大君のソロデビューの日でもありました。
この3月4日でやっと19歳になるまだ少年の面影を残した若いダンサー。
3幕のバリエーションで生きのいい踊りを見せてくれました。
カーテンコールの時も主役のハムジンと並んで挨拶。
写真は、左からハムジン、ドミトリエフ、新大君です。
ドイツのシュッツガルトのバレエ学校を卒業した新大君は去年の11月にモスクワに来たばかり。
ひょんなことから、彼がモスクワに来る前に知り合い、モスクワ入りした翌日からロシア語も
分からず、新しい環境で悪戦苦闘しながら頑張る彼を近くでみてきました。
自分が留学の為に初めてモスクワに来たのも19歳の時、あの時の何もわからない不安な自分の姿にに重なり、はらはらしながら陰で応援してきました。
到着早々起こり続けるロシアの洗礼やトラブルは、新大君を快く迎えてくれたあーしゃの仲間と一緒に一つ一つ解決してきました。
皆に支えられて、今日の新大君の舞台があります。 皆、本当にありがとう。
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新大君へ
ここはロシアだし、これからもたくさんトラブルやつらいことがあると思うけど頑張って。
これからもいい舞台を見せて下さい。
あ、早くロシア語も覚えてね。(笑)
ロシアのバレエが大好きで、こちらのブログを偶然見つけました。
asha_moskvaさんは、モスクワで沢山バレエを見ていらしていて、
うらやましい限りです!!
いつかロシアにバレエを見に行くのが夢なので、
ロシア情報をチェックしに、またのぞかせていただきます。