ボリショイバレエ 「ドン・キホーテ」 (3月4日)
2011年 03月 06日
この日の主なキャスト
キトリ オッシー
バジル ワッシー
ドンキホーテ アレクセイ・ロパレービッチ
サンチョパンサ アレクサンドル・ペトホフ
エスパーダ アンドレイ・メルクリエフ
街の踊り子 アンナ・レオーノワ
ガマーシュ デニス・サービン
森の女王 エカテリーナ・シュプリナ
アムール アナスタシア・シュタシケービッチ
ドンキは大好きな演目なんですけど、この2人のドンキは・・・な感じです。
この日と6日のドンキは撮影が入る為、同じキャストで行われます。
6日の方は衛星中継もされるし、DVDも発売されるそうです。
でも、こんなドンキでいいのだろうか? と真面目に思ってしまいました。
ええ、2人とも飛ぶわ回るわ技術的にはすごいのですが、とは言え、3幕はやりすぎちゃったせいか、
オッシーはぐらぐらなのに長くバランスと取ろうとするし、ワッシーは着地でよろけるし、全く
美しさのかけらもありませんでした。
2人が浮いてて、ガマーシュとか他の人とかみ合ってなくお芝居としてはどうなんだろうかと。
あと、個人的な好みなのでしょうが、オッシーの表情が大げさすぎて、私は駄目です。
ドンキホーテもサンチョパンサもエスパーダもガマーシュも芸達者な最高にいい配役で、
ガラのパドゥドゥではなく、さすがボリショイと言える最高の「ドン・キホーテ」という作品を
みせることが出来るはずなのに、なんか勿体ないです。
2人のテンションをもう少し落して、ちゃんと役を演じてくれればいいのに。
それでも、この2人の人気はすごいので、すごい拍手とブラボーでした。
やっぱり観客の好みの変わってきてるのかもしれません。
でも、エスパーダはかっこよかったです。
写真は、1幕と2幕のカーテンコールからです。
街の踊り子の顔が隠れてるし、2枚ともブレブレなのですが、これが一番まともな写真だったので、ご勘弁下さい。
写真を撮るのは難しいですね。
メルクリエフのエスパーダはホントかっこいいと思います。
舞台に走り出てきた瞬間に、空気を支配するというか、すごいオーラなんですよね。
この日もたくさん「ブラボー」が出てました。
最近はバジルを踊ることが多いので、エスパーダは久しぶり。
このエスパーダが観れたから、今日は満足です。(笑)
定着しそうです。
ピッタリなあだ名でしょ?(笑)
何気にわたくしの意中の方が写っているではないですか?!
「ドンキ」は日本で上映予定ないんですよね。。私も、オッシー&ワッシーは勘弁なので、どっちにしろですが。。