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チャイコフスキーコンクール・ファイナル ② (6月28日)

演奏が始まるに前にサプライズがありました。
なんとコンクール第一回目のピアノ部門の優勝者ヴァン・クライヴァーンが客席に来てました。
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立ち上がり手をあげて皆に挨拶する姿をみて、
「あれ、このおっさん・・・、ホールの前でアジア人に囲まれ写真一緒に撮ってあげてた人だ。」と
思ったのは私だけかもしれません。(笑)
あの人がこの人だったとは・・・。 (汗) 失礼いたしました。

この日は、ファイナリストの内2人のオケ付きの演奏がありました。
一人目の韓国人のYeol Eum Sonが自由選択曲のラフマニノフの4番を、
二人目のAleksei Chernovは課題曲のチャイコフスキーの一番をそれぞれ弾きました。

韓国人が弾くラフマニノフは、オケとも合ってなくて、
途中ピアノがオケに消されてしまう場面もあり、
でも技術がどうのこうのというより、とにかく退屈なラフマニノフで途中で
寝そうになってしまいました。
ロシア人相手に戦うのにラフマニノフは避けた方がいいのでは・・・と
思えてしまうような演奏でした。
でも、この人、2位になったんですけどね。 全く納得いかない結果ですが。 
知り合いのロシア人や何人かの日本人の方にも意見を聞きましたが、皆同じ意見でした。

それに比べAlekseiの方は、すごい迫力でオケも会場もノリノリでした。
さすがロシア人の弾くチャイコです。 審査員席のマツーエフもノリノリ。
この人が弾く他の曲も聞いてみたいと思わせる演奏家でした。
彼は28歳で、普段は音楽学校で先生をしているそう。
パンフレットに載っていなかったので、なんでだろうと思っていたら、
アメリカ人の出場予定だった人がこれなくなり代わりに出たそうで、
出口の側にプロフィールが貼ってありました。

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結果は5位だったのですが、あーしゃ的には優勝して欲しいくらいすごかったです。
ファイナル最終日に行ったお友達の話では、自由曲のブラームスもすごく良かったとのこと。
やっぱり、代わりだから最初から優勝とは縁がなかったのかなぁ。 
でも、もう少し順位が高くてもいいのに。 
しかし、代わりに出場して、ファイナルまで残るとは、恐るべしロシア。 
影の実力者を抱えています。

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こちらは、ファイナル最終日と受賞者ガラコンサートに行ったひーさんから頂いた写真。
ブラームスを弾くアレクセイ君の雄姿と、世界の巨匠ゲルギエフ師匠と並ぶ優勝したダニール君です。

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by asha_moskva | 2011-07-07 05:38 | イベント | Comments(0)
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パリほどお洒落じゃなく、NYほどエネルギーに満ちてないけど、なんか味がある街モスクワをご紹介します。


by asha_moskva
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