ボリショイ イワン雷帝 (4月12日)
2015年 04月 14日
雷帝役のロブーヒンは迫力にかけ、妻アナスタシアへの愛情にもかけてたな。
特に一幕のこの最後の立ち姿はあーしゃ的にはアウトでした。
王座にガンと座る人と立つ人がいるらしいですが、座る方が好きだな。
こちらは初演の時の座るヴォロチ雷帝。怖さと迫力が全然違いますでしょ?
やっぱりイワン雷帝の狂気と迫力を表現できるのは今のボリショイでは
ヴォロチだけ。
この日も本当はヴォロチ雷帝だったのに、けがで降りてしまい、
本当に残念でした。
そんなわけで、雷帝夫婦のデュエットはケミストリーが全くなくとても退屈だったけど、
カプツォーワ@アナスタシアの1幕のモノローグは鳥肌が立つくらいすごかった。
あとは、王座を狙い、雷帝に首を絞められ逆さに階段落ちする貴族1のロパレービッチ。(笑)
20年以上も同じ役を踊ってるそうで、さすがの階段落ちでした。