モスクワの街角から moslife.exblog.jp

パリほどお洒落じゃなく、NYほどエネルギーに満ちてないけど、なんか味がある街モスクワをご紹介します。


by asha_moskva
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ビシニョーワのプロジェクト「20」(5月11日)

ドイツから戻ってすぐボリショイ劇場で行われたビシのプロジェクト「20」を
観に行きました。
ボロチとオネーギンの3幕を踊ると発表されたので、ビシとボロチなんて
滅多にない組み合わせなので興味があって。
行って正解でした! 今まで観たオネーギンの3幕の中で最高のオネーギンでした。

あ、でも、まずは1幕から。(笑)
ラトマンスキー版のシンデレラ。

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この演目はビシの十八番だし、彼女は良かったんだけど、王子がねぇ・・・。
ちょっとあか抜けなくて残念でした。 やっぱりこれはメルクリエフと踊って欲しかった。
ボリショイでやるんだからメルクリエフでよかったのにと思ったけど、
これはマリンカのキャストだけでと言ってきたらしく。

2幕はマラーホフとの「おじいさんと私」(Старик и Я)
ええ、どうなの? 

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えええっと、マラーホフが単なるおじさんになってました。
まあ、音楽も3つ使われていて面白い作品ではありましたが。
どうやら、この作品今年の世界バレエフェスで踊るらしいですわ。

そして、最高だった3幕のボロチとの「オネーギン」

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二人の最後のデュエットは鳥肌が立ちました。
こんな風にタチアナを踊れる人はボリショイにはいないです。
ボロチがまたすごかった。
さすがボリショイのプリンシパル、魅せてくれました。
最後の「帰ってちょうだい」では、見てる方の感情も高まり涙が
自然に出てきて、終わった後の正直な感想「なにこれ? なんなのこれ?」でした。
第4ヤルスからみてて、二人の表情は遠くて見えないのに、踊りだけで
背中がゾクゾクするなんて。こんなの初めて。
無理してチケット取って本当によかった。

しかし、ビシ、あの2幕のユニークな作品からどうやって感情を切り替えたのか
まったく不思議。 3幕だけであそこまで役になり切ってテンションを高めて
出来るのだろうか? 2人ともすごい。

この2人でオネーギン全幕を観てみたい。
どっかで踊ってくれないかな。




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by asha_moskva | 2015-06-02 02:17 | 劇場 | Comments(0)