国立アカデミー子供劇場 「ワイノーネン版くるみ割り人形」(1月9日)
2012年 01月 14日
子供劇場だけあってプログラムも可愛い~
子供劇場だけど、全然手を抜いておらず、大人でも十分に楽しめる公演でした。
しかも生オケ。
子供劇場だけでなく、ボリショイもダンチェンコだけでなく、クレムリンバレエや他の劇場でも
くるみ割りやチッポリーノや、おとぎ話を題材にした子供向けのオペラを上演していて、
小さい時から本物に触れることが出来るこの国の子供達は本当に幸せだなぁと思います。
初めて観るワイノーネン版に子供達に交じってわくわくしながら開演を待っていると、
こんなおばちゃんが出てきてお話を始めました。
「子供達、こんにちは!」
「こんにちは!!!」
「みんな、今日は何を観るかしってるわよね?」
「だー! シュルクンチク!」 (シュルクンチクはロシア語でくるみ割り人形のこと)
あまりの歓声に耳が壊れるかと思いました・・・。
ここの子供達は遠慮がないので。 上演中も歩くやつはいるわ、歓声を上げるやついるわ。
やりたい放題です。 ま、子供劇場ですからね、誰も文句はいいません。(笑)
子供は無邪気で本当に可愛いですね。
ま、でも、ロシア人老けが早いので突然おばちゃん・おじちゃんになっちゃうんですけど。
こちらは主役の二人。
マーシャ役の人がすごく上手で誰だろうと思っていたら、エレーナ・クニャシコーワという
有名なバレリーナでした。
やっぱり。 だって、あきらかに足先がタダものじゃなかったですもん。
王子はね・・・。 踊りが全然駄目でした。 いいのか、これで、みたいな。
立ち姿は良かったんだけどね。
カーテンコールの時に、袖からちらっとツィスカリーゼが顔出して、またすぐに引っこんでしまいました。
あまりに一瞬だったので、写真を撮り損ねてしまいました。 残念。
やっぱり「くるみ割り」はいいなぁ。 すごく楽しかった。
けいちゃん、連れて行ってくれて、ありがとう~。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日のツリー
子供劇場の中に飾られてたツリー。
子供たちがこぞってツリーの前で記念撮影をしてました。
今日のツリーはこれが最後です。
さみしいけど街中のツリーは撤去モードです。
バイバイ、クリスマスツリー達、またね。