毎年この時期にパスハ(イースター)音楽祭がモスクワで行われています。
パスハ音楽祭のサイトはこちら (ロシア語のみ) → h
ttp://easterfestival.ru/ru/
この音楽祭はあの世界の巨匠バレリー・ゲルギエフが毎年芸術監督を務めていることで有名です。
ゲルギーが振るコンサートは常に満席なのですが、運よく4日のコンサートのチケットが取れたので行ってきました。
この日は、「日本の地震と津波の犠牲者にささげる」為のコンサートということで、
それにふさわしい演目でした。
<演目>
フェリックス・クルグリーコフ "Траурная Музыка" (World premier)
ヴェルディ "レクイエム"
"Траурная Музыка"は日本語だと、「お葬式の音楽」とか「追悼の音楽」という意味です。
"レクイエム"は、ヴェルディがロッシーニが亡くなった時に作曲したものです。
ゲルギーだけでなく、オケも合唱隊もソリストたちも全員マリンスキーという豪華メンバーなコンサートでした。
ハゲルギエフ先生(勝手に命名)のオーラは相変わらずすごかったです。
手のひらをビブラートさせるように動かす指揮が特徴なのですが、今回も激しく震わせてました。
よく手首がつらないなぁ、などと考えながら観ておりました。(笑)
こちらは、ソリスト達と並ぶ、ハゲルギエフ先生。
パンフレットにも、こんな巨匠の写真が。
この写真より、大分髪も減って白くなったし、ひげも白くなってましたが、この眼力は健在でした。(笑)